特別講演

Cryptic speciation within the Cryptococcus neoformans species complex
    Dr. Wieland Meyer(The University of Sydney)

教育講演

生物多様性条約におけるアクセスと利益配分の国際ルール
    安藤勝彦 先生(NBRC)

シンポジウム I 「難治性の深在性真菌症に対する最近のアプローチ−糸状菌感染を中心に」

座長: 河野 茂 先生(長崎大)
亀井克彦 先生(千葉大)

[ I ]深在性真菌症の一般的な診断と治療
1. 血清診断の進歩
     吉田耕一郎 先生(川崎医大)
2. ミニ移植後の深在性真菌感染症
    上 昌広 先生(国立がんセンター)
3. 抗真菌薬の進歩
    時松一成 先生(大分大)

[ II ]特殊病態の深在性真菌症
4. HIVにおける真菌症
    安岡 彰 先生(富山大)
5. 外科と真菌症ー臓器移植領域
    光武耕太郎 先生(国立循環器病センター)
6. 当院における慢性型肺アスペルギルス症の診断と治療
    小川賢二 先生(東名古屋病院)

シンポジウム II 「分子医真菌学の新展開」

座長: 川本 進 先生(千葉大)
新見昌一 先生(国立感染研)

1. アスペルギルスの病原因子と生体反応
    渋谷和俊 先生(東邦大)
2. Cryptococcus neoformans の細胞周期とその遺伝子
    竹尾漢治 先生(千葉大)
3. DNAマイクロアレイによるCandida albicans のクオラムセンシングに関わる
  遺伝子探索
    長  環 先生(福岡歯大)
4. Candida 属酵母に対する抗真菌剤標的候補としての必須遺伝子群の探索
    宮川洋三 先生(山梨大)
5. Amino acid residues critical for drug pump function in Candida albicans
    Dr. Ann R. Holmes(University of Otago)

シンポジウム III 「話題の皮膚真菌症の最前線」

座長: 坪井良治 先生(東京医大)
渡辺晋一 先生(帝京大)

1. Trichophyton tonsurans 感染症の現状と対策
    望月 隆 先生(金沢医大)
2. 皮膚真菌症と環境
    加藤卓朗 先生(済生会川口総合病院)
3. 爪真菌症:診断と治療への新たなる挑戦
    比留間政太郎 先生(順天堂大)
4. Malassezia 関連疾患
    清 佳浩 先生(昭和大)
5. 人獣共通感染症
    中村遊香 先生(共立製薬/帝京大)

シンポジウム IV 「真菌感染と自然免疫」 

座長: 川上和義 先生(東北大)
大野尚仁 先生(東京薬大)

1. 真菌多糖体の構造と生物活性
    柴田信之 先生, 大川善男 先生(東北薬大)
2. 真菌多糖の免疫系による認識とその活性化作用
    安達禎之 先生, 大野尚仁 先生(東京薬大)
3. 補体レクチン経路と自然免疫
    藤田禎三 先生(福島県医大)
4. 真菌感染と好中球ミエロペロオキシダーゼ
    荒谷康昭 先生(横浜市大)
5. 自然免疫リンパ球による真菌感染防御の協調的制御
    川上和義 先生(東北大)

ワークショップ「外科,救急・集中治療領域における真菌感染症の現状と対策」

座長: 荒木恒敏 先生(藤田保健衛生大)
織田成人 先生(千葉大)

1. 真菌感染症の診断‐主に β-D-glucan に関して
    遠藤重厚 先生, 佐藤信博 先生(岩手医大)
2. 集中治療室における深在性真菌症に対する遺伝子診断の応用
    有嶋拓郎 先生(名古屋大)
3. 真菌性腹膜炎:Tertiary Peritonitis におけるカンジダの関与
    竹末芳生 先生(広島大)
4. 消化器外科における抗真菌薬投与例の検討
    有馬陽一 先生, 炭山嘉伸 先生(東邦大)
5. 臓器移植領域における深在性真菌症:予防と先制治療は如何にあるべきか?
    木内哲也 先生(名古屋大)
6. 救急・集中治療領域の真菌感染症に対するミカファンギンの効果
    立石順久 先生, 平澤博之 先生(千葉大)

特別企画「病原真菌・放線菌供覧」

モーニングセミナーと連携して, 病原真菌の標本を自由に観察できるコーナーを設けます.

モーニングセミナー 「病原真菌の観察法」

座長: 西村和子 先生(千葉大)

1. 皮膚糸状菌同定の第一歩
    西本勝太郎 先生(掖済会長崎病院)
2. 内科領域から分離される病原真菌の同定について
    矢口貴志 先生(千葉大)
(共催:ノバルティスファーマ)

ランチョンセミナー1 「呼吸器真菌症の診断と治療」

座長: 河野 茂 先生(長崎大)

1. 呼吸器真菌感染症の診断と治療−その新たなる展開と今後の課題−
    二木芳人 先生(川崎医大)
(共催:アステラス製薬)

ランチョンセミナー2 「真菌の菌種同定への新しい試み」

座長: 滝内石夫 先生(昭和大・藤が丘)
1. 「病原真菌データベース」Pathogenic Fungi Database (PFDB)
    槇村浩一 先生(帝京大)
2. 爪白癬の起因菌の直接同定 −PCR-RFLP法による
    二宮淳也 先生(昭和大・藤が丘)
(共催:久光製薬)

ランチョンセミナー3 「血幹細胞移植時の真菌感染対策」

座長: 酒井 力 先生(千葉県がんセンター)

1. 造血幹細胞移植時の真菌感染対策
    福田隆浩 先生(国立がんセンター)
(共催:住友製薬)

ランチョンセミナー4 「新規抗真菌剤の治療戦略−短期治療によるQOL向上−」

座長: 小川秀興 先生(順天堂大)

1. 新規外用抗真菌薬ルリコナゾールクリーム1%・液1%の臨床試験成績を中心として
    比留間政太郎 先生(順天堂練馬)
2. 足白癬治療の現状とこれからの課題
    渡辺晋一 先生(帝京大)
(共催:科薬)

イブニングセミナー1 「アトピー性皮膚炎におけるマラセチアの関与」

座長: 西川朱實 先生(明治薬大)

1. アトピー性皮膚炎とMalassezia −最近の基礎研究の話題−
    杉田 隆 先生(明治薬大)
2. 抗真菌薬によるアトピー性皮膚炎治療の試み
    坪井良治 先生(東京医大)
(共催:ヤンセンファーマ)

イブニングセミナー2 「酵母の薬剤感受性試験法の現状」

座長: 山口英世 先生(帝京大)

1. 酵母の薬剤感受性試験法の現状と本学会法改訂への提言
    1 内田勝久 先生, 2 山口英世 先生( 1 帝京医真菌研究会, 2 帝京大)
(共催:ファイザー)